約3年間、毎日のように身につけていたWithingsの「ScanWatch」。
便利さも思い出も詰まった私の初めてのスマートウォッチでしたが、残念ながら故障をきっかけに手放すことになりました。
Withings のスマートウォッチが故障した場合どうしたらいいの?
と気になっている方へ。
この記事では、私の経験した故障の経緯やメーカーのサポート対応について、実体験を交えてご紹介します。
- Withings のScanWatchが故障した経緯
- 公式サポートページで紹介されていた対処方法
- 公式のチャットサポートの対応
- 購入を後悔しているか私の正直な感想
突然起きた故障について


2021年に購入してから約3年愛用していたスマートウォッチ「ScanWatch」。
そのサイドボタン(プッシュボタン)がある日突然動かなくなりました。
通常サイドボタンをクリックすると画面が標示されるですが、ボタンを押したときにカチッとした感触はあるものの、いつものように画面が点灯しません。
幸い「クイックルック機能」をオンにしていたので、手首を上げて手前に回すと画面が点灯。
ボタンを回すと通常通り各メニューの最初の画面(心拍数、歩数、運動状況など)のスクロールはできました。
ただ、どのメニューをクリックしてもやはり反応せず、しばらくすると画面も消えてしまう状態。
そのため、ウォッチ上でのメニューの操作ができず、運動時間を測ったりすることが不可能になりました。
問題があるのは、本体のサイドボタンだけで、時間表示やセンサー自体は正常に動作していました。
落としたり、強い衝撃を与えたりなど、故障の原因として思い当たることは全く思いありませんでした。
故障後にサポートページ通りに試したこと


Withingsのヘルプページのフォーラムで、同じようなサイドボタンの故障問題についてかかれた投稿があったので、そこでの情報をもとに2つの問題解決策を試してみました。
対処方法1:再起動の手順
- 4時間フル充電する
- 充電器に載せたままボタンを20秒長押しする
- 30秒以内に画面が点灯するか確認する
- もし電源が入らなければ、一度充電器から外してもう一度載せ直し、画面が点灯するか/バイブが作動するかを試す
ただ、私のScanWatchは残念ながらこの方法では復活せず…
画面が少し点いたりバッテリー表示は見られるものの、ボタンが効かない状態は変わりませんでした。
対処方法2:ボタンのクリーニング
再起動の手順でも改善しなかったため、同じくヘルプページで紹介されていたボタンのクリーニング手順も試してみました。
具体的には、
- 時計をぬるま湯で20秒ほどすすぐ
- ボタンを前後に動かして内部のゴミを押し出す
というシンプルな方法でした。
防水設計のため問題はないものの、水にぬらすのは少しドキドキ
ただ、残念ながらこの方法でも症状は変わらず…
最終的にはサポートに連絡することになりました。
メーカーサポートに連絡してみた


チャットのサポートを利用して連絡をとってみると、時計のモデルやシリアルナンバーの確認の後、いくつかの質問が返ってきました。
- ボタンを押すと「カチッ」というクリック感はあるか?
- 落下や衝撃を受けたことはあるか?
- 外装に破損はないか?
- 再起動の手順を試したか?
- ボタン部分の写真を撮って送ることができるか?
など…
この質問から物理的な破損か内部的な故障かを切り分けているようでした。
ちなみにサポート対応は、英語でのやりとりでした。
ボタン部分の写真を撮るのに手こずったことで、途中サポートとのチャットが途切れてしまい、また最初の会話からスタートになってしまうハプニングも…
他のサポートの人に先に対応してもらったことを伝え、その際のサポート番号を新しいサポートの人に送ったことで質問をまた同じ質問に答えるのはなんとか防げました。
そして、サポートからの結論は、故障のため交換が必要だが、保証期間はすでに終了しているとのこと。
どこで購入したかによって保証期間は変わるようですが、Withingsの公式ページには保証期間は2年と記載されています。
代わりに「割引クーポン+送料無料」を提案していただきました。
とりあえず、その割引コードをいただいて、やり取りを終了。
そんなこんなで、チャットでサポートとのやり取りに30分以上かかりました。
サポートに連絡する際は、時計のシリアルナンバーや、保証書などの購入を証明できるもの、故障部分の写真など、必要なものを事前に揃えておくとスムーズにいくかと思います。
買って後悔してる?


私にとってこれが初めてのスマートウォッチとなったScanWatch。
約3年間、ほぼ毎日身につけていましたし、デザインにも機能性にも満足していたので、この故障さえなければ、新しく買い替えることなんて正直考えもしていませんでした。
そのため、 ScanWatchを買ったことに後悔はしていません。
正直3年で壊れるのはちょっと早いなと感じましたが、スマートウォッチの平均寿命は一般的に2~3年が目安とされているようなので、今回の私のケースが特別ということではないかと思います。
ただ、ボタンのクリック以外は問題なく機能しているのに、ボタンだけを修理できないのは残念だなと感じました。
ScanWatchは、デジタル部分の画面が点灯しなくても、アナログの文字盤で時間を確認できるので、私は故障後もしばらくは「腕時計」として活用し続けていました。
クイックルック機能もオンにしていたので、手首を回せば、デジタル画面の部分も点灯するので、暗いところで時間を確認するのにも困りませんでした。
それでもやはり、サイドボタンの操作なしでは、運動を記録したりすることができず、本来のスマートウォッチとしての機能がほぼ使えない状態…
定期的にジムに通うようになったのをきっかけに、思い切って新しいスマートウォッチに買い替えることに決意しました。
Withingsの割引クーポンはありがたかったものの、色々と検討した結果、別のブランドのスマートウォッチに買い替えました。
それについてはまた別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
この記事では、私の愛用していたWithingsのScanWatchが故障した経緯や、メーカーのサポート対応について紹介しました。
保証期間対象外で修理・交換も不可という結果は残念ですが、ScanWatchのデザインと機能性には不満な点はなかったので、私は購入したことを後悔はしていません。
Withingsの公式フォーラムには、ScanWatchのサイドボタンの故障について書かれた投稿がいくつかありました。
保証期間内の場合、商品を交換してもらうこともできるかと思うので、同じような故障を経験している方は、早めにサポートに連絡を取ってみるのがおすすめです。




三女
一児のママ(息子)
IT系専門職に就いていて、このブログの主な運営者です。




