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WithingsのScanWatchのレビュー|2年間使ってみて

シンプルでおしゃれなフランス生まれのスマートウォッチ Withingsウィジングズ

そんな Withings から販売されているスマートウォッチ「ScanWatchスキャンウォッチ」の購入をご検討なさっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ScanWatch って機能面では実際どうなの?

と気になっている方へ。

この記事では、ScanWatch の特徴や機能、実際に2年間以上使ってみて感じたメリット・デメリットなどをご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • Withings のスマートウォッチの特徴
  • WithingsScanWatch でできること
  • 実際に約1年間使ってみて感じた感想
もくじ

Withingsのスマートウォッチの特徴

見た目はアナログ時計でデジタル機能が搭載されている「Withingsウィジングズ Activitéアクティヴィテ シリーズ」のスマートウォッチは、フランスの電子機器メーカー Withingsウィジングズが2014年から販売をはじめたものです。

このシリーズの特徴は、何と言ってもスタイリッシュでシンプルな外観!

デジタルスクリーンのスマートウォッチよりアナログな文字盤の方が好きという方にはピッタリかと思います。

Withings の販売されているスマートウォッチには、いくつかのモデルがありますが、この記事では、最新モデル「ScanWatchスキャンウォッチ」のレビューをまとめていきます。

ScanWatch は前モデルの「Steel HR / Steel HR Sport」から良いところを引き継ぎながら、バッテリーの持ちや使い勝手、機能面で大幅な刷新が図られています。

ちなみに、デザインに大きな変化はありません。

引用:https://www.withings.com
大きさ・外観

38mm or 42mm
サファイアガラス

充電

最大30日間

機能

自動運動検出
睡眠トラッキング
スマートウェイクアップ
50m防水
スマート通知
心拍数計測
VO2 Maxの推定(フィットネススコア)
ECG(心電図)記録*
SPO2(血中酸素濃度)計測
呼吸の乱れ検知

*ECG(心電図)の機能は日本でサポートされていません(2022年10月現在)

価格

¥ 36,606

引用:Withingsの公式ページ(https://www.withings.com/eu/ja/watches)

WithingsのScanWatchについて

Withings スマートウォッチの最新モデル ScanWatch のデザインや機能面についてみていきましょう。

ScanWatchに同梱されるもの

ScanWatchに同梱されるもの

ScanWatch スマートウォッチ本体

磁気充電USBケーブル

携帯用ポーチ

クイックスタートガイド・説明書

注意したいのが、ScanWatch に同梱されるものの中に、充電USBケーブルはついていますが、USBアダプタは付属していないということ。

コンセントで充電するには、USBアダプタを自分で用意する必要があります。

スマホの専用アプリ「Withings Health Mate」をダウンロードして、スマートウォッチとのペアリングを行うことで、アプリから機能を設定したり、レポートを確認したりすることができます。(iOS/Android対応)

ScanWatchでできること

ScanWatch は、時計機能をはじめ、歩数、燃焼カロリー、距離、心拍、睡眠などを記録することができます。

基本的な ScanWatch の機能は、以下の通りです。

  • 自動運動検出
  • 睡眠トラッキング
  • スマートウェイクアップ
  • 50m防水
  • スマート通知
  • 心拍数計測
  • VO2 Maxの推定(フィットネススコア)
  • ECG(心電図)記録*
  • SPO2(血中酸素濃度)計測
  • 呼吸の乱れ検知

30種類以上の運動を自動で検出し記録。ウォーキング、ランニング、水泳、ヨガなど、それぞれの運動に合わせて、VO2Max推定値を使用したフィットネス・レベルやGPS接続機能などから集められたデータをアプリで確認できます。

睡眠の質を記録。睡眠の長さや深さなどを基に睡眠スコアが算出されるので、睡眠の質の高さを一目で確認できます。

スマート ウェイクアップ。アラームの前に時間枠をセットするだけで、設定した時間範囲内で浅い睡眠のタイミングで、バイブレーション・アラームが鳴ります。

最大50mの防水と水泳の記録機能。防水と水泳の記録機能が備わっているので、海やプールなどでも時計をつけたままでいられます。

スマート通知。スマホのメール通知や目標達成のお知らせなどを ScanWatch のスクリーンで確認することができます。

心拍数のトラッキング。心拍数の計測機能により、自分の心拍数がどのように変動するかを確認することができます。

ECG(心電図)記録ScanWatch の最大の売りとなっている心電図の測定機能ですが、残念ながら現在のところ日本では規制で有効になっていないようです。

SPO2(血中酸素濃度)計測。SPO2(血中酸素濃度) も国内モデルでは機能が制限されていたようですが、2021年9月から日本でもこの機能が使えるようになったようです。

Withings の公式ページ(こちら)で、どの地域でどの健康関連機能が利用できるのか確認できます。

約1年使ってみて感じた良い点・残念な点

私がスマートウォッチを購入しようと思ったのは、単純に睡眠の質と運動量を計測してみたいと思ったことがきっかけでした。

というのも、購入当時、コロナウイルスの感染拡大の影響で生活がガラリと変わったことが、睡眠の質や運動量に大きく影響しているのを感じていたからです。

シンプルなデザインと充実した機能に魅力を感じ、私は ScanWatch の38mmローズゴールドを購入しました。

電話の発信・着信や音楽再生といった機能をスマートウォッチに求めていなかったので、健康とウェルネス機能を中心としたミニマルな ScanWatch は私の目的にぴったりだと思ったからです。

実際に2年間以上使っていますが、その機能と使い勝手のよさにすごく満足しています

ScanWatchの良い点

  • デザインと機能がシンプルで使い勝手がいい
  • 充電の持ちがかなりいい
  • 睡眠の自動トラッキングが結構正確
  • サイレントアラーム機能が便利
  • 1日の歩数目標の進捗が一目で分かる
  • 専用アプリが使いやすい

デザイン・機能共にシンプルで使い勝手がいい。他のスマートウォッチに比べると、できることは限られているかもしれませんが、逆に余分な機能がないのが私が気に入っています。デザインもシンプルでオシャレなので、オフィスやプライベートのコーディネートとあわせやすいのも高評価のポイントです。

充電の持ちがかなりいい。一度の充電で最大30日間持つとされている ScanWatch。ワークアウトモードを長く利用したりすると少し充電の消耗が早くなる気がしますが、それでも大体3週間ほど充電が持ちます。最後に充電したのがいつだったか忘れてしまうくらいです。度々充電する必要がないのはかなり楽です。

睡眠の自動トラッキングの精度が結構高いScanWatch は眠りについたことを自動で感知し、『睡眠の質』をスコアで表してくれます。他のスマートウォッチを使ったことがないので、他製品と比較することはできませんが、睡眠時間の記録からみて精度は高いように感じます。睡眠が数値化されることによって、睡眠に対しての意識が高まりました。

サイレントアラーム機能が便利。スマート ウェイクアップを活用すると、 眠りの浅い時にバイブレーションの振動で起こしてくれます。設定した時間に音が鳴るアラームよりも、穏やかに目覚めることができる 一緒に寝ている人を起こさないというメリットもあります。

1日の歩数目標の進捗が一目で分かるScanWatch のアクティビティダイヤルには、1日の歩数目標の進捗状況が0%~100%で表示されるのも結構便利です。例えば、 1日の歩数目標を1万歩と設定している場合、下の写真だと25%(2500歩)歩いたことになります。

引用:https://www.withings.com

専用アプリ『Withings Health Mate』が使いやすい。Withings専用アプリから、設定や日々の運動や睡眠データを簡単に確認することができますWithings の他の製品、体重計などを持っている場合、そのデータもこのアプリ一つで管理できるのですごく便利です。

ScanWatchの残念な点

  • 公式サイトが全て日本語対応していない
  • 付属のシリコンバンドによる肌のかぶれ
  • ECG(心電図)を計測する機能が国内で使えない

公式サイトが全て日本語対応していないWithings の公式サイトは、所どころ日本語に訳されていない部分があったり、ヘルプページの日本語訳の言い回しが微妙に残念な感じだったりします。日本語でのサポート体制がまだ充実していないのは、少し残念だなと思います。

付属のシリコンバンドによる肌のかぶれ。長時間シリコンバンドを使い続けると肌が痒くなったり、バンド周りのかぶれが気になることが何度かありました。肌が弱い人は別途バンドを購入することも検討する必要があるかもしれません。

ECG(心電図)を計測する機能が日本で使えないScanWatch の最大の売りでもある心電図を計測する機能が、日本ではまだ認可されていないというところは残念なポイントです。

まとめ

この記事では、Withings から新しく販売された ScanWatch の特徴や機能、実際に使ってみて感じた良い点・残念な点などを紹介しました。

シンプルなデザインと充実のヘルスケア機能を持ち合わせた便利な ScanWatch

仕事、スポーツ、レジャーなど、シーンを選ばずに、一日中ずっと身に付けられるようにデザインされているのはいいですね。

ScanWatch は、スマートウォッチの機能だけでなく、デザインにもこだわったおしゃれなスマートウォッチが欲しいという方におすすめです。

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