白い村として有名なスペイン南部のアンダルシア地方にある小さな街「Mijas Pueblo」。
ミハス・プエブロの見どころは?
観光にかかる所要時間ってどれくらい?
と気になっている方へ。
私は2021年の秋に1泊2日でミハス・プエブロの観光に行きましたが、ミハス・パブロは小さな街ながらとても魅力的な街でした。
この記事では、そんなミハス・プエブロの基本観光情報と見どころをご紹介します。
- ミハス・プエブロの観光情報
- おすすめの見どころ
ミハス・プエブロの観光情報
Mijas Pueblo は、スペイン南部の Andalucía 地方にある小さな街。白い壁の建物が建ち並ぶ街並みが特徴で、「白い村」としても知られています。
ミハス・プエブロのあるエリアは、年平均気温が19℃という温暖な気候で、Costa del Sol (太陽海岸)とも呼ばれ、ヨーロッパから多くの観光客が訪れるスペインの重要な観光地域となっています。
ミハス・プエブロまでの行き方
ミハス・プエブロは、アンダルシア地方の中心である Málaga 県に属します。
アンダルシア州には、たくさんの白い村がありますが、ミハス・プエブロはその中でも特に有名です。また、他の白い村に比べて、ミハス・プエブロはアクセスしやすく、公共交通機関を使って簡単に行くことができます。
マラガ市内から公共交通機関を使っての主な行き方は、「バス」もしくは「電車+バス」の2つがあります。
- バス:マラガ市のバスターミナルから直通バスが出ているので楽ですが、本数が少なく、約1時間20分かかります。
- 電車+バス:マラガ市から Fuengirola まで電車で行って、ローカルバスへ乗り換え。この方法だと本数が多く、うまく乗り換えることができれば約1時間くらいで到着できます。
ちなみに、車だとマラガ空港から約30分程で着きます。
観光案内所
ビルへン・デ・ラ・ペーニャ広場(Plaza Virgen de la Pena)は、路線バスのバス停や観光バスの駐車場、ロバタクシーの乗り場、観光案内所などがある広場です。
この広場がミハス・プエブロの観光の起点となる場所です。
この広場にある観光案内所で、観光スポットの地図を手に入れることができるので、まず最初にここを訪れるのがおすすめです。日本語の地図もありました。
ミハス・プエブロで有名なロバタクシーの乗り場付近には、ロバのオブジェもありました。
観光客向けのロバタクシーのロバ達は、可愛い刺繍の装飾を身にまとっています。ロバが引く車、もしくは直接ロバの背中に乗って街を回ることができるようです。
また、ミハス・プエブロは高台にあるので、ここの展望スポットから下の街と地中海が一望できます。天気がいい時は、アフリカ大陸も見えるそうです。
観光所要時間・ホテル
ミハス・プエブロは小さな街なので、約2〜3時間くらいあれば大体歩いてまわれます。
そのため日帰りで訪れる観光客の方も多いですが、街中には格安のゲストハウスから高級ホテルまでさまざまな宿泊施設があります。
ちなみに私たちは TRH Mijas Hotel に泊まりましたが、2人1部屋の朝食付きで1泊約1万3千円くらいでした。
年季が入っているホテルですが、シャワーなどは問題なく使えました。ただ、私たちは階段近くの部屋だったので廊下を歩く人の音が気になりました。
ホテル内のレストランからは地中海も一望できて、とても綺麗です。ホテルの立地もとても良くて、ミハス・プエブロの中心部に近く、徒歩3分のところにスーパーもあります。
ミハス・プエブロの見どころ3選
白い壁の建物に青の扉やカラフルな花・植木鉢が映えることから、ミハス・プエブロは、フォトジェニックな街としても人気を集めています。
ミハス・プエブロに白い壁の建物が建ち並んでいる理由は、白い壁で日差しを反射することで少しでも暑さを和らげることにあるのだそうです。
見どころがたくさん詰まった小さな街ですが、ここでは私が特に印象に残っている場所を3つ紹介します。
サン・セバスティアン通り|Calle San Sebastián
ミハス・プエブロの観光で外せないのが、サン・セバスティアン通り(Calle San Sebastián)!
少し傾斜がある石畳の坂道の両側に白壁の建物とセンスの良い飾り付けがが続く、すごく可愛らしい道です。
ミハス・プエブロのシンボル的な場所で、ポストカードや観光ガイドの写真にもよく使われています。この街で特に有名なフォトジェニックのスポットとしても人気を集めているようです。
朝早くにこの通りを散歩に行ったのですが、青い植木鉢や色鮮やかな陶器、カラフルな花が白い家に映えていました。
ちなみに、この通りの名前は、この通りの角にある「サン・セバスティアン協会」に由来しているようです。
正式名称:Calle San Sebastián
コンステシオン広場|Plaza de la Constitucion
コンステシオン広場(Plaza de la Constitucion)は、観光案内所のあるビルへン・デ・ラ・ペーニャ広場から徒歩4分程の所にある小さな広場です。
カフェやレストランが並んでいるので、散策の合間に一休みするのに最適な場所です。タパスやパエリアなどスペイン料理が食べられるレストランもあるので、この周辺でゆっくりと食事を楽しむのもおすすめです。
お土産店やかわいい雑貨屋さんもあるので、ショッピングも楽しめます。
この広場の付近を探索していると、絵になる景色がいくつもありました★
正式名称:Plaza de la Constitucion
カルバリオ教会|Ermita del calvario
カルバリオ教会(Ermita del calvario)は、街外れの山の中腹にある小さな教会です。街の中心から少し離れていて、山道を約15~20分くらい歩いて登ります。
教会自体はとても小さくて、中には入れませんが、私が感動したのがそこからの眺め!
地中海をバックにミハス・パブロの白い街並みを見晴らすことができます。空と地中海の青さと、街並みの白さのコントラストがとても綺麗でした。
あまり観光ガイドなどには載っていませんが、穴場の絶好ビューポイントなので、時間に余裕があるならぜひ訪れてみて欲しい場所です。
教会までは、傾斜がある山道を歩くので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
正式名称:Ermita del calvario
その他
もちろん、ミハス・プエブロにはその他にも16世紀に修道士が造ったラ・ペーニャ聖母礼拝堂(Ermita Virgen de la Pena)や世界最小の闘牛場(Plaza De Toros)、ミハス ミニチュア博物館(Museo de Miniaturas Carromato de Mijas)など、さまざまな見どころがあります。
チョコレート工場(Mayan Monkey Mijas Chocolate Factory)では、チョコレート作りを体験することもできるようです。工場内のミュージアムを見学しましたが、スタッフがとてもフレンドリーで丁寧にガイドしてくれました。
まとめ
この記事では、私の経験を基にミハス・プエブロの基本観光情報と見どころを紹介しました。
ミハス・プエブロは、小さいながらに魅力がたくさん詰まった可愛らしい街で、スペイン旅行の中でも私が特に印象に残っている場所です。
スペイン南部を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
三女
一児のママ(息子)
IT系専門職に就いていて、このブログの主な運営者です。